Espion's Note

スパイ的なあれこれを蓄積する私立諜報機関のブログ「エスピオンズ・ノート」

The Bourne Identity

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ボーン・アイデンティティ

マット・デイモンが主演を務めるボーンシリーズの1作目(2002年公開)で、僕が多言語習得の旅に乗り出したきっかけとなった映画です。

記憶を失った元CIA秘密工作員のストーリーですが、マット演じる主人公ジェイソン・ボーンがカッコよすぎる。

 

ストーリー序盤、彼は記憶を失っていて右も左も分からない状況なのですが、唯一の手掛かり、彼の皮膚の下に埋め込まれていたマイクロチップが示すスイス銀行の口座番号を頼りに、スイスへ向かい、公園で野宿していました。

 

そうすると、警官が寄ってくるんですね。

「おいおい、ここで寝てたらいかんよ」と。

スイスには公用語が4つありますが、広範囲で主にドイツ語が使われています。

この警察官もドイツ語でした。

「こら、聞いてんのかね、君。起きなさい」と。

 

疲労困憊でひと眠りしていたジェイソン・ボーンは、

英語で「いや少し休んでいただけなんだ」と寝起きでブツブツやり過ごそうとしますが、

 

おかまいなしに詰め寄り、ドイツ語でさらにまくしたてる警察官にボーンはいら立ち、

「ちょっと横になりたかっただけなんだ!」と大声で逆ギレしてしまいます。

 

 

その時、口をついて、自分の口から発せられた言語が、

 

まさかのドイツ語だったのです。

 

ボーンは記憶を失っています。

英語しか話せないと思っていた彼は、ドイツ語で詰め寄られたからドイツ語で言い返してしまった自分に驚きます。

 

次の瞬間、警棒を向けられて複数人の警察官に囲まれてしまいますが、

わずか数秒で全員倒してしまいます。

なんでそんなことができるのか分からないのに、です。

かっこよくないですか?

 

あまりネタバレ記事を書くのはよくないと思うので、

話とんで、その後いろいろあって、ところかわって、ボーンは、パリにいます。

当然フランス語です。

テレビから流れてくるニュース、新聞。

 

あれ??俺、フランス語もなぜか全て理解できてしまう。

 

 

めちゃくちゃかっこよくないですか?

なんでかよく分かんないけど、なぜか出来ちゃう。わかっちゃう。

よし、僕もこうなろう!多言語なぜか出来る奴になってやろう!

と、決意した瞬間でした。

 

 

だって、出来たら、

かっこよくないですか?

 

ちなみに、ボーン・シリーズはシリーズ5作あります。

見たことないよーって人は、是非1作目のボーン・アイデンティティご覧になってみてください!多言語かっこいい!勉強したい!って方はご連絡を!

 

ちなみにちなみに、強くて多言語を自由に操る知的なジェイソン・ボーンを演じるマット・デイモンは、中退していますが名門ハーバード大学出身です。実際頭いいんですよね!